朝、目を覚まして、子供の人生をみじめにしてやろうと思う親はいない。「今日は、チャンスがあれば子どもをどなりつけてやろう。うるさく小言を言って、うんと恥をかかせてやるんだ」などとは考えない。 逆に、ほとんどの親は朝にはこう思っている。「今日は心穏やかに暮らそう。どなったり、口やかましく言ったり、口論したりするのはよそう。」 ところがそうおもっているにもかかわらず、望みもしない戦いがまた勃発するのだ。(はじめにより引用)
先日図書館で本を選んでいる時、前書きの一番最初のこの文で即借りてしまいました。
タイトルは「子どもの話にどんな返事をしてますか?」
副題「親がこう答えれば、子どもは自分で考えはじめる」
著者:ハイム・G・ギノット
外国の著者だし、翻訳だし、文中の親子の会話になんとなく違和感を感じることもあるけど(ドラマの渡鬼で感じる違和感と似てるかも)、なるほどと頷いたり、反省させられることも多い。
ていうか、反省することばっかりどす。
たとえば、傘を忘れた客にわたしたちは何と言うだろう?その人を追いかけていって、こんなふうに言うだろうか?「いったい、どうしたんですか?あなたはここに来るたびに何かしら忘れますよ。これじゃなければあれ、という具合にね。どうして妹さんのようになれないんです?妹さんは忘れ物なんかしませんよ。あなたは44歳にもなってるっていうのに、いくつになったら学ぶんです?私はあなたの後始末をする召使いじゃないんですからね!頭をどこかに置き忘れてきたんじゃありませんか?」(はじめにより引用)
あぁ、耳が痛い。
ふるまいを批判するのではなく、気持ちをくむ言葉をみにつけなければいけない。(はじめにより引用)
この本のいいところは、ありきたりのお説教じゃなく、「なるほど、子どもはそういう感情だったのか。」と目からうろこを落としてくれること。
いつも理性的で、自分を律して穏やかに育児なさってる方には無用の本。
でも、冒頭に書いたことを、「私のこと?」と思った方には参考になる本です。
この本を読んだ私は、思いやりと共感する心を持って、子どもに接していけるはず・・・
と以前にも思ったはず。
そう、読み始めて気がついたんですが、この本、以前にも借りてたんですねぇ、私。
読んだその時は襟をただすけど、喉元過ぎれば元の木阿弥。
いや、まったくお恥ずかしい。
もう一回読んで、私の鳥頭に刻みつけとこう。
にしても、育児の悩みって万国共通なんだなぁ、としみじみ思う一冊でもありました。
Posted by pico at 2006年08月21日 21:58 | コメント (0) | トラックバック (0) | Clip!!
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